家族

ごはん事件

先日、炊きたてのごはんを食べようと炊飯器をあけたとき、お米のようすがいつもと違うような気がしました。しゃもじをいれると、明らかに感触がおかしく、お米が砂のような感じで、おいしそうな香りもしませんでした。


水の分量、間違えた……。



もう一度炊くことにしました。

そしてまた炊き上がると、前回と同じ砂のようなお米が炊き上がっていたのでした。

炊飯器が壊れた…。

買ってから何年も経っていない炊飯器で、それなりに有名なメーカーでもあり、そこそこいいものを買っていたつもりだったので、ショックでした。さらには、おなかがすいている状態で、ごはんが炊きあがらないというのが辛かったです。

炊飯器がないと困るので、新しい炊飯器を注文しました。届くまでの期間は、家族でパックごはんを食べましたが、やはり炊いたごはんはおいしいな…と、炊飯器のありがたみをしみじみ感じました。新しい炊飯器が届くのが、待ち遠しかったです。

新しい炊飯器が届き、さっそく炊いてみました。すると、なんと!この前と同じ砂のようなごはんが炊けました!

なんで!!

このとき、炊飯器のコンセントがささっている延長コードが壊れているかもしれないということに、やっと気がつきました。そういえば、同じくコンセントがささっている電子レンジも、最近規定の時間であたたまりきらないことに気がつきました。

実験的に、炊飯器のコンセントを別の電源にさして、ごはんを炊いてみました。ちゃんと炊けるか、緊張しましたが、今度は炊けました!炊飯器は壊れていなかった〜

久しぶりにごはんのいい香りがして、炊きたてのごはんが食べられる幸せを感じ、神さまに感謝しました。炊飯器は2台持ちになってしまいましたが、炊飯器の価値を感じ、炊きたてのおいしいごはんが食べられる幸せを感じる機会になりました。


また、何か問題を見るときも、表面的なところではなく、もっと根本的な問題があって、延長コードを取り替えたように根本の問題を解決したら解決できることがあるんだなあと感じたできごとでした。